「いのちが自分を生きさせる」

2005年「筋トレ鍛えるナンチャッテランナー」誕生
2007年「負けてたまるか」へリニューアルオープン。
12年馴染んでいましたが、
2020年当ブログは3度目のタイトル変更。
肉体改造のため筋トレで鍛えるついでにランナー始める、
2005年札幌マラソンでハーフデビュー。
2007年デュアスロンデビューしたが、
泳げないスイムを乗り越えて
2008年〜2016年までトライアスロン活躍。
2015年、神経内科「てんかん」発症のため
トライアスロンはドクターストップ。
それまでの間に自身が辛かった経験は
今後の人生に生きていく。

私は聴覚障害を持っています。
聴覚障害者の中には
手紙などを書くの苦手な人がいます。
当ブログを見て分かる通り、
私は文章を上手に書き上げることができません。
読んだ人全員に記事の内容を理解していただくためには
日頃からブログを更新しながら文章力を鍛えています。
愛読してください。
8月24日(日)
アイアンマンジャパンin北海道

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・DNF


 ■大会前の準備・競技説明会
完走するためにはなんだかいってもスイムとバイクをクリアすること。ランスタート関門時間は10時間33分なのでスイムが1時間55分、バイクが8時間35分(いずれもトランジションを含む)、ランはなりゆきで6分/kmペースという目標設定。スイムは少しずつ上達していますが、ウォーターオープンはプールと違って何か起こるか分からない。バイクは力の劣っているので関門時間は時速21km、そのペースをダウンすると貯金が無くすリスクがあります。なのでステムに関門時間メモを貼りました。補給食はエイドステーションで提供されるウイダー製品を買って試飲したが口に合わずお気に入りのザバス製品にしました。ピットインゼリーバー3個(ピーチ風味)、ピットインリキッド5個(ウメ風味)他に井村屋スポーツ羊羹8本、ミニ塩大福2個をボックスに詰めます、ドリンクはウォーター、口直し麦茶。スペシャルニーズはバイクのみ麦茶ペットボトル1本、ランは不要でエイドステーションのウォーターで十分。悩まれたボトルケージは店主と相談しましたが、アイアンマンなら3本がベストとのことでサドルレール取付マウントボトル装着の話も出ましたが、結論は今のまま2本にしましました。
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22日・・・選手登録、競技説明会に参加して来ましたが、エキスポ・アイアンマンストアなど盛り上がりが凄い。大会から手話通訳者付会場の指示に従っていてリストバンドを手首につけました。僕の他に大阪からはるばる来た鈴木さんと初対面でした。彼女は昨年トライアスロンを始めてロングは2度目参加という根性なんだ。初めてのロングはケアンズトライアスロンでしたが、バイク160km時点に体調不良でリタイアされたので今回のアイアンマンはリベンジしたいとイキイキな顔で彼女が話していました。競技説明会が始まり、スイムに気がかりがありました、それはコースに沿って100m毎に小型ブイしか配置されないので分かりづらいと批判された経過がありました。ライフセーバーがスピーカーで安全を確保する改良したということで審判団の地原氏から気を遣って頂き、「アップしながら泳ぐしかないのでなんとかなると思います」と僕が話していました。解散後に鈴木さんと「レース頑張りましょう」とがっちり握手しました。
23日・・・自宅から運転して噴火記念公園で車を停めて珍小島に行く途中にWAKASA軍団とバッタリ、昨年参加したリーダーから「これからチームの初参加の方々にスイムコース、トランジションなどコース案内しますけど良かったらkentさんも一緒に行きませんか?」と誘ってくれてトランジション内スイム〜バイク〜ラン移動まで案内して頂きました、感謝です。お別れしてスイムコース試泳してみました、大体に大丈夫であろう。テントにトランジションバッグを預かってバイクチェックインを済ませて宿泊ホテルへ。いよいよ明日だ。
■当日大会
朝3時起床して4時過ぎホテルを出てトランジションでバイクカバーを外して空気入れを済ませてボトルを詰めてスイム会場に行こうとしたらチームの若おっさんと朋ちゃんが応援しに来てくれてテンションが高まって緊張をぶっ飛ばしました。30分前にウェットスーツを着て年齢別のウエーブごと整列して第5ウエーブにスタートから19分待機。第4ウエーブが泳いだあと、我らは入水チェックを受けていよいよスタート。いきなり顔をつけるのが怖く止めたくなるので徐々落ち着いて顔をつけてから泳ぐのが自分流。第1ブイまで1000mくらい離れているでしょうが、上手く辿り着くように祈りながら前の選手を追いかけて泳ぎ始めました。ペースが遅いのに合わせながら泳ぎましたが、何人かの選手に変ったり、追いかけたり、追いかけず様々でした。顔をつけて泳ぐのが理想ですが、ブイを確認するためにアップしながら泳いで時間は結構かかった気がしました。やっと1周目を終えて2周目を目指して長時間だと辛くなってきて「あー楽しい、あー楽しい」と独り言しながら泳ぎ続けてやっと完泳しました1時間52分。
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トランジションに向けて急いで土や泥で汚れた足を拭くのにタイムロスを12分響いてました。やっとスイムをクリアで胸を撫で下ろして焦らずバイクをスタートしました。最初のエイドである洞爺湖水の駅でトイレを済ませてボトルをもらって関門時間メモを見て貯金は35分が残していた。これから勝負に賭けて時速23kmを目指して進めました。大会前に試走したことある鬼コースにゆっくり前を追い越して登ったり「あー楽しい、あー楽しい」と叫んでいました。平らを走るのになかなかペースを上がらず何人か抜かれてしまい、アベレージ24km低さで落ち込み気味。土砂降りになり身体を冷えましたが、止んで蒸し暑くても熱中症の心配はなかった。120mの救護所前で太股が吊ってしまいスプレーをかけていたら後ろから何人が猛ダッシュで走ったことはびっくりしました。その時は貯金残りが15分くらいだったので焦ったに違いない。自分も焦り始めて135kmに預かったスペシャルニーズを受け取る暇がなく必死にペースアップで漕ぎ、最終関門149kmには通過出来ましたが、貯金残りは7分。170kmにも再び太股が吊ってゆっくり漕ぎましたが、痛みだけでなく眠気でバイクがフラフラしました。貯金残りが遂に無くなり失格決定だなと諦めていたのにボランティアの反応がなく戸惑ったまま走り続けました。
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僕の完走を諦めてホテルに行っていた妻とチーム仲間さんを見かけて噴火記念公園に向かいます、バイクにゴールした際に審判団から×ポーズ表現で失格だと分かりました。後からゴールした二人も唖然、僕は悔し涙を流しました。ホテルからトランジションに駆けつけてくれた妻たちが「諦めないでゴールしたのは胸を張っていいよ」と慰めて頂きましたが、本当にランは走りたかったのだ。それで僕の人生に賭けることが出来ないまま終わった。
スイム・・・・・・1:52:39
トランジション・・0:12:41
バイク・・・・・・8:37:48
トータル・・・・・10:43:08(13分08秒オーバー)
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競技終了まで6時間があってホテルに戻り入浴して夕食終わってチームのTUZIWAさんのゴール待ちに駆けつけました。しかしTUZIWAさんの姿が見えずランの関門で失格したのではと心配しましたが、フィニッシュ関門15分前に見事に完走。裏ではランスタート関門がギリギリセーフで危機一髪というところでした。TUZIWAさん本当におめでとう!
■アワードパーティ参加
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朝、バイクチェックアウトを済ませてホテルから出てアワードパーティに参加。表彰式で聴覚障害者の鈴木さんが年代別でなんと3位入賞を果たしました。彼女曰く「2度目のロングにリベンジ出来て嬉しい、それにkentさんの仲間さん達が応援してくれてパワーを頂きました。洞爺湖にはいい思い出になった」と大喜び。来年2015年8月23日開催決定と大会委員会が発表されたとき「また来年出たい、kentさんもトライしてみたら?」と鈴木さんに言われました。パーティ終了、いつかまた再会を!とお別れしました。目標達成出来ませんでしたが、私たち夫婦はアイアンマンジャパンという大会をたっぷり楽しめました。
正直言って完走出来なくても1回きりで終わりを告げるつもりでしたが、「来年アイアンマンに挑戦することになったのでkentさんと一緒に走りましょう」とか「一緒に走ろう」というエールが多く寄せられました。あんな鬼コースはもうこりごりだと思ったのに今頃、またバイクで走りたいなと病みつきになりました・・・。白紙状態だが、考え直しています。
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昨年、放送されたアイアンマンジャパンドキュメタリー「団長安田、涙の226km!」たまたま鑑賞しています。コーチプロの山本氏の言葉は頭が下がります!僕の課題はスイムやバイクですからタイムと戦いながらなんだか言ってもクリアして得意なランを走らせてやりたい。なのでスイムとバイクはレース中の判断力、精神力が完走のカギになることになります。
明日は競技説明会ですが、時間帯の説明会5番は日本語、手話通訳者付に他のろうあ者二人も参加されるので出会いが楽しみでもあります。それではいい報告が伝わるように頑張って行きます。近況報告は今回を持って終わらせて頂きます。

アイアンマンジャパンまであと3日
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8月1日〜13日のトレーニング記録
ラン・・・・・・・・・7回(103km)
スイム・・・・・・・・4回(8.6km)
バイク・・・・・・・・2回(94km)
月初めにスイム4000m泳ぎ込みましたが、ゴーグル装着ミスで水入りまくっていたら翌日に結膜炎にかかってしまった。更に夏風邪の疑いもあって健康管理に気をつけないから駄目だなと反省。その後に大会前、最後のロング走32kmを走りましたし、練習量を減らして筋トレやスタジオレッスンをリラックスしています。バイクにも点検や補給食を入れるためボックス装着やリアスプロケット交換もしました。リア9段なので取り寄せしなければならないと言われて時間もなく中古品のを装着して頂きました。いざ試走してみたら嘘のようにやる気満々が高まっていますが、本番になんとかバイク制限時間をクリアしたい。
先日にアイアンマンジャパン北海道の出場者リスト、参加要項(24ページ)、参加誓約書が発表になりました。スイム制限時間は2時間20分、バイク5箇所関門を含めて8時間30分、スプリットが10時間30分以内クリアしないとランは走れなくなります。ランの残りは6時間30分ですが、プライドもあって6分/kmペースで4時間20分目標を目指します。どうやら不安だらけですが、人生に賭けていきます。

アイアンマンジャパンまであと10日
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7月のトレーニング記録
ラン・・・・・・・・・22回(305km)
スイム・・・・・・・・13回(31.1km)
バイク・・・・・・・・6回(537km)
こんな感じです、スイムを少なくした分は筋トレを増やしました。
色々なアドバイスや情報を与えてくれた方々に感謝しています。なので今週中にバイク点検しながらリアスプロケなどオプションするかもしれません。それから健康、安全第一で頑張りたいと思います。

アイアンマンジャパンまであと20日
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